2012年7月18日にグーグル社より、パンダアップデートの日本語&韓国語版をリリースしたとの発表がありました。
このアップデートにより、検索結果に与える影響は、米Googleのツイートでは5%未満、日本版ブログの記事では約4%となっていますが、
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/07/google.html(日本語版ブログ)
3連休から検索順位は大幅に動いており、とても4%程度で収まるとは思えないくらい動いていますね。
ネット集客をお考えの方にとって、検索順位の降下はアクセス数減少に直結しますので、死活問題だと思います。
アップデート発表から早10日間を過ぎ、少し落ち着きを取り戻しつつあるので、今後の対応をどうすべきか考えたいと思います。
ちなみに、パンダアップデートの言葉を聞くのは初めてじゃない方も多いかと思いますが、念のため、どういった内容のものか説明しますね。
パンダアップデートは、コンテンツの「クオリティ」を重視し、質の低いコンテンツを検索結果から排除し、反対に質の高いコンテンツを上位に表示させるのが狙いのアルゴリズムです。
質の低いサイトが検索結果に出ないようにすると同時に、質の高いサイトを高評価することを目指しています。
このことにより、質の低いサイトと判断された場合、検索結果が降下、もしくは圏外に飛んでしまうことになります。
尚、パンダアップデートは約1年半前に初めてリリースされ、これまでにバージョンを変えながらアップデートし続けています。
パンダアップデート 1.0 on 2011年2月24日
パンダアップデート 2.0 on 2011年4月11日
パンダアップデート 2.1 on 2011年5月10日
パンダアップデート 2.2 on 2011年6月16日
パンダアップデート 2.3 on 2011年7月22日
パンダアップデート 2.4 on 2011年8月12日
パンダアップデート 2.5 on 2011年9月27日
パンダアップデート 2.5.1 on 2011年10月3日
パンダアップデート 2.5.2 on 2011年10月13日
パンダアップデート 3.1 on 2011年11月19日
パンダアップデート 3.2 on 2012年1月15?21日
パンダアップデート 3.3 in 2012年2月
パンダアップデート 3.4 in 2012年3月
パンダアップデート 3.5 on 2012年4月19日
パンダアップデート 3.6 on 2012年4月27日
パンダアップデート 3.7 on 2012年6月12日
パンダアップデート 3.8 on 2012年6月26日
パンダアップデート 日本語&韓国語 on 2012年7月18日(今回、ここだけ日本時間)
パンダアップデート 3.9 on 2012年7月25日
特に今回、パンダアップデートで初めて日本語と韓国語に導入されました。
その衝撃は、皆様が知る限りです。
500サイト以上の検索結果の上下を監視している中で、今回の2012年7月のパンダアップデートの傾向が少し見えてきました。
・ページが更新されていない
・ページ内に同一キーワードの過度な詰め込みがある
・サイト内や他のサイトに同じようなページがある
上記に該当するサイトは、明らかに順位が大きく変動している傾向が見られます。
これらは何も今回のアップデートで分かったことではなく、以前のパンダアップデートから言われていたことです。
ただ単純に言われた質の低いサイトの特徴を今回のパンダアップデートが証明しただけのものですね。
上記を踏まえ、今後のサイト運営をどう行っていくべきかを「2012年7月パンダアップデート日本語&韓国語リリースへのどう対応すべきか?その2」以降で考えていきたいと思います。