先日、スマホサイト作成のご契約を頂いた会社様でクレジットカード決済、paypalの導入について提案してきました。
スマホサイト作成の契約の話なのに「なぜクレジットカード決済?」とお思いの方もいらっしゃると思います。
現在、スマホ集客は、対個人向けの商品やサービスに絶大な効果を生みますが、さらに相乗効果を生む方法をご存知でしょうか?
それは、「クレジットカード決済による分割請求」です。
ECショップを運営されているほとんどの方はクレジット決済を導入されているかと思います。
ただ、ECショップ以外の業種の中小企業様、個人事業主様はまたまだ導入が遅れています。
もし、あなたがスマホ専用サイト内で5万円以上の単価の商品やサービスの販売を考えていて、まだクレジットカード決済の導入をされていないのであれば、この機に是非、クレジットカード決済の利用を検討しましょう。
なぜ私がオンラインクレジット決済を勧めるのか?
理由として、ユーザー側にメリットがあるからです。
クレジットカード決済の場合、ユーザー側としては自身の銀行口座を知られることもありません。
また、外出してどこかで支払う必要がありません。
そして、ここが大きい理由なのですが、「今手元にお金がなくても購入が出来る」点にあります。
クレジットカードの場合、翌月払いとなりますので、今手元に現金がなくても購入が可能です。
また、今からお話する分割請求を行うことでさらに購入意欲を高めることが可能です。
個人の方は1回の支払い額が1万円を超えると苦痛を感じる
商品やサービスによって変わりますが、個人の方が痛みを感じる支払額は10,000円から30,000円程度と言われています。
例えば、5万円の商品やサービスがあるとしたら、苦痛を感じる支払額である10,000円から30,000円を大きく超えているので、即決で購入される可能性はかなり低くくなってしまいます。
あなたも経験がないでしょうか?
例え5万円の価値があるとわかっていても、即決ではなく少し考えようとしたことを。
普通の方であれば当然の行為で、自分が痛みを感じる金額を悩みもせず購入できる人はかなり数が限られます。
しかしながら、ある方法を利用すれば、5万円の商品であっても即決で買っていただける可能性を上げる方法があります。
それが「分割払い」です。
例えば、先ほどの50,000円の商品・サービスを1括で請求するのではなく、12分割の請求にすると、1回の請求額は4,167円になります。
4,167円であれば、苦痛を感じるラインのかなり下にありますので、個人の方としても気軽に購入できる金額です。
弊社のクライアントで、今まで1括払いしか対応していなかったところ、12回で支払えるようにしただけで、コンバージョン率が221%アップした企業様もあります。
それだけ、対個人の商品・サービスにおいて分割払いは効果を生みます。
今まで1括払いでしか対応していない企業様のほとんどは12分割の請求行為という手間が大きなネックになっているかと思います。
しかしながら、クレジット決済を利用すれば、クレジットカード決済代行会社から自動的に請求が行われ、カード決済が行われますのでその手間もなくなります。
現在、スマホ専用サイト内で商品やサービスの販売を考えているなら、是非オンラインクレジット決済を導入しましょう。
個人的に、お勧めするのは「paypal」です。
私がPayPalをおすすめする5つの理由
1.手数料の安さ
一番のメリットといえるのが、手数料の安さです。
初期費用無料、月額料金無料、決済手数料のみがpaypalに支払う手数料になります。
決済手数料は、決済された金額の3.6%+40円となります。
例えば、5,000円の商品の決済手数料は、220円になります。
220円を支払えばオンラインクレジット決済を導入することが出来ます。
他の決済代行会社では、初期費用が10万単位で発生し、月額料金もかかることが多く、中小企業様・個人事業主様において、その負担は少なくありません。
参考:paypalの手数料
https://www.paypal.jp/jp/contents/fees/fees-index/
2.いつでも口座へ引き出すことが可能
PayPalはいつでもご指定の銀行口座に引き出せます。
他の決済会社では小額の引き出しに対応していない場合も多いので、取引額が少なくても利用可能です。
3.継続課金に対応している
継続課金とは、毎月決まった金額を自動的に請求することです。
先ほど例に挙げた分割請求をpaypalで行うことが可能です。
例えば、毎月5,000円を自動的に請求してくれます。
4.購入者がお金を持っていなくてもクレジット会社が立て替えてくれる
これはpaypalではなくクレジット決済のメリットになります。
例え、購入者がお金を持っていなくても請求行為は全てクレジットカードが責任を持ちますので、御社への入金が滞ることはありません。
5.オンライン決済だけではなくリアル店舗でもクレジット決済が使える
「PayPal Here」というサービスになりますが、スマートフォンさえあれば、インターネット上だけではなく、あなたのお店でもクレジットカード決済が利用可能です。
参考:PayPal Here
https://www.paypal.jp/jp/contents/service/paypal-here/
こちらも初期費用無料、月額無料、決済手数料3.24%だけで利用が可能です。
今まで店舗のクレジットカード決済導入には設備投資や初期費用など大きな金額がかかっていましたが、paypalでは全く不要になります。
paypalの唯一のデメリット
アメリカのサービスですので、日本のサービスのようにきめ細かいサポートはありません。
基本的にサポートが大雑把であると考えてもらった方がいいです。
しかしながら、電話サポートなど必要最低限のものが揃っており、また手数料は決済代行会社の中で一番安くなります。
安い理由と考えればデメリットにはならないのではないでしょうか。
まとめ
中小企業経営者様、個人事業主様の中には、クレジットカード決済の導入には費用が掛かるとお考えの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
事実、paypalのお話をさせて頂くと、初期費用も月額費用もかからず、決済時にしか手数料かからないということに皆様驚かれます。
しかも決済手数料が最安になります。
せっかくスマホ専用サイトを作り、対個人に商品やサービスを販売したとしても、その販売額が痛みを感じる金額であればコンバージョンは下がってしまいます。
paypalを利用して一回当たりの支払い額を痛みの感じにくい金額に設定することが出来れば、スマホ専用サイトからの売り上げを最大化できます。
現在、クレジット決済を導入されていない方はこの機会に是非paypalを利用してみてください。