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中国の住宅価格はどこで落ち着くか

中国主要都市の住宅価格上昇率、6月は前月比で鈍化
2013/7/1 ロイター

中国で土地や建物を投機的に購入し、不動産価格がどんどん上昇している様子がよく伝えられています。金持ちがめぼしい土地を買いあさり、とんでもない高額物件が飛ぶように売れ、それより価格の安い物件でも同じように購入者がひきもきらず。
土地を買えば必ず値上がりするから、一刻も早く買わなくては、そんな強迫観念のような様相は一昔前の日本を思わせます。

すべての不動産が値上がりしているため、庶民がお金を貯めている間に価格が何倍にもなり購入不可能になる、そんなドキュメンタリーも見たことがあります。
民間調査によると、6月の中国の不動産価格上昇率が前月比で鈍化したそうです。中国政府も不動産価格の上昇を傍観していたわけではなく、約4年にわたって不動産価格抑制策をとっており、その効果が現れた結果といえます。

不動産サービス会社イーハウス・チャイナの調査によると、6月の国内主要288都市の住宅価格上昇率は前月比で0.4%で、5月の0.9%から鈍化した。上昇率の鈍化は2カ月連続となる。

ただ上昇抑制には程遠く、前年比では10.5%の上昇となった。5月の9.7%から加速した。

価格上昇ペースが多少鈍化したとはいえ、13ヶ月連続で主要100都市の平均住宅価格は上昇している中国。庶民がマイホームを持てる日はやってくるのでしょうか。
ただ、バブルが終わり住宅購入が可能となった現在の日本とバブルの頃どちらが良かったかといえば微妙な気もします。