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好調米国企業

米主要500社の第1四半期、前年比4.8%増益の見通し
5月 20日 ロイター

好調が伝えられる米国経済、それを裏付けるようなトムソン・ロイターの調査が発表されました。米S&P総合500種指数採用企業の2013年第1・四半期決算は、前年同期比4.8%の増益になる見通しとのことです。

これまで500社中463社が第1四半期の業績を発表したところによると、利益は67%がアナリスト予想を上回っていました。これは長期平均の63%を上回り、過去4四半期平均の67%と並ぶ水準となっています。
第1四半期の売上高についても、47%の企業がアナリスト予想を上回り、長期的な平均である62%と、過去4四半期平均の52%を下回る水準となっりました。

ただし、これからの見通しについては必ずしも楽観しできないかもしれません。第2四半期の1株利益について悪化するとの見通しを示した企業は74社、見通しを上回る予測を公表した企業は12社となり、これを割ったネガティブ/ポジティブレシオ(74/12)は6.2倍。現時点で01年第1・四半期以来の高倍率となっています。

500社の今後4四半期(13年第1―4・四半期)の予想株価収益率(予想PER)は14.5倍。

5月20日から始まる週は、S&P500種構成企業のうち25社が13年第1・四半期の決算発表を予定している。