成功している人と、なかなか上手くいっていない人の違いは、「失敗を恐れずに取り組むことが出来るかどうかだ!」と、よく言われていますよね。
でも、失敗を恐れずに取り組むよりも重要なことがあります。
それは、「効果の振り返りを行うこと」です。
実は、私自身もそうですが、ガンガン前に進んでいくことは大好きな人って経営者の方に多いと思います。
私の知っている経営者の方には石橋叩いても歩かないタイプっていないかもしれません。
そもそも論として、「とにかくやればいいじゃん!失敗はこうやったらまずいっていう経験を積めるってことだけだから失敗じゃなくて成功体験だよ!」っていう人間じゃないと、リスクが多い独立と言う道を選ばないだけなのかもしれませんね。
そのせいか、私の周りはとにかく前向きに進むのが大好きな人だらけです。
前に進む人は後ろを振り返るのが不得意
ガンガン前に進む人は、PDCAのcheckが不得意だと思います(私も大嫌いなので・・・)
ですが、行動の振り返りと評価を行うようにしましょう。
当然ながら、成功とは、振り返りと評価を行わない限り、確定しないものです。
振り返りと評価をずっとしないのであれば、その行動は成功か失敗もわからないまま、ただ突き進んでいるだけです。
他人に「あなたは、ただ突き進んでいるだけ」と言われると、経営者として、ヒヤッとしませんか?
経営を全体として見た時に、ただ突き進むことの怖さを実感していながら、経営の一部分、例えばPPC広告の運用については突き進んでいるだけという経営者の方は多いのではないでしょうか。
先日、リスティング広告の運用コンサルティング契約を頂いた会社様も、3ヶ月間一回も見直しも修正も行っておらず、ただ広告費だけがかかってしまっている状況でした。
新しいことを始める前に見直しの時期を決めてしまおう
なぜ、見直しが出来ないか。
理由として、様々なことがあると思いますが、最大の理由は、見直しの時期が決まっていないからです。
さあ、始めようとさっさと進めることはいいのですが、新しいことを始める前に見直しの時期を決めてしまいましょう。
私自身、振り返りが大っ嫌いなので、何か新しいことに取り組む前に、必ず見直しの日付を決めてしまいます。
例えば、新しいキャンペーンを行う場合、開始後7日目で見直しを行うことをカレンダーに書きこんでしまうのです。
そして、周りにもこの時期に見直しを行うよ!と宣言しておくのです。
そうすると、私の性格を知っている人間が、「酒井さん、見直ししました?」って言ってきますから笑。
「おお、もちろん、したよ汗!(やばい!やっていない!)」ってなって、すぐさま見直しを行うことなんてしょっちゅうです。
ですが、ありがたいことに、そう言ってもらえることで見直しを忘れることなく、小さなプロジェクトごとでも評価が出来ています。
見直しを行うと、問題点と次の課題が出て来ます。それをつぶすことでさらに成長が出来る。
当たり前のことですが、PDCAの「C」の重要性を実感しています。
この記事を見て、「そういえば、あれやりっぱなしだわ!」と一つでも思っていただければ幸いです。