ブログを上手に利用して集客している企業やお店と、そうではないところでは何が違うのでしょうか?
決定的な違いは、「ブログで何をしたいのか」「ブログは誰に見てもらいたいのか」「ブログを見た方に何をしてほしいのか」が明確であるかどうかです。
1.あなたはブログで何をしたいのですか?
「あなたはブログで何をしたいのですか?」と質問されたらどう答えますか?
時間はいくらかけてもかまいませんので、この質問の答えは必ず答えられるようになってください。
この質問に答えられないのであれば、ブログで集客するのは辞めた方がいいでしょう。
ブログを趣味でやるのか、ビジネスとして行うのかは、決定的な違いがあります。
それは、「目的を持って」ブログを行うかどうかです。
先ほどの質問は「ブログを行う目的」について確認したものです。
答えられないのであれば、ビジネスとしてブログを行うことは不可能ですので、今からでもその目的を明確にしてください。
2.ブログは誰に見てもらいたいのか
ブログ集客を行うに当たってターゲットの属性を決めてください。
ターゲットを絞ることは非常に怖いことですが、出来る限り属性については細かく絞るようにしてください。
ターゲットの属性については、現在の御社のメインのターゲット層に合わせると集客時の効果が高くなります。
3.ブログを見た方に何をしてほしいのか
「ブログを見た方に何をしてほしいのか」は、目的にもつながる重要な要素です。
インターネット用語では、これをコンバージョンと言います。
気を付けてもらいたいのが、コンバージョンが複数あったとしても、1つのブログ当たり、1つのコンバージョンとすることです。
コンバージョンを1つとすることで、ブログの方向性が決まり、導線設計も明確になります。
コンバージョンは、例えば、来店してほしい。問い合わせをしてほしい。メルマガに登録してほしい。資料をダウンロードしてほしい。などです。
書いた順番に難易度は下がっていきます。一番難しいのは当然ながら来店してほしいというコンバージョンになります。
ブログをみていきなり来店は難しいことが多いので、最終的なコンバージョンまでのステップを考えることも重要です。
例えば、メルマガ登録→毎月定期のメルマガ案内→クーポンやキャンペーンのご案内→来店
というステップを考えるのです。
この場合、最初の入り口がメルマガ登録ですので、ブログのコンバージョンはメルマガ登録の1つするといった形です。
ブログタイトルに「ターゲット」を関連付けよう
ブログの目的、ターゲット、コンバージョンがはっきりしたら、まず取り組むことがブログタイトルの見直しです。
まずあなたのブログタイトルをチェックしてください。
例:
オーナーの日常をつぶやく日記
近藤事務所ブログ
自動車大好きブログ
以外と多いのが、上記のようなブログタイトルです。
少しタイトルを変えていますが、実際にあったブログのタイトルで、1番目がエステサロンのブログで、2番目が行政書士さんのブログ、3番目が中古車販売のブログです。
このようなブログタイトルでは、そもそも何をビジネスとしているのかが明確でなく、どんな方に見てもらいたいのかが全く明確ではありません。
ブログタイトルは「ブログのターゲット」と関連付けましょう。
例えば、エステサロン経営の方で、ターゲットが「30代女性、未婚、肌の曲がり角に悩んでいる、エステサロン未経験」とすると、
「劇的肌質向上!30代女性のための気軽に出来る簡単エステの紹介ブログ」としてください。
ターゲットが見たくなるブログタイトルにしましょう。よほど有名でない限り、ブログタイトルに企業名や店名を入れる必要はありません。
重要なのは、ターゲットがブログタイトルを見てクリックしたいかどうかです。
クリックしてもらえない限り、ブログの内容も見てもらうこともありません。ブログの内容を見てもらえなければコンバージョンを達成することはありません。
ターゲットに訴える広告文としてタイトルを考えるようにしましょう。
1.ブログで集客するために「目的」「ターゲット」「コンバージョン」を明確にしましょう。
2.ブログ集客でまずチェックするのはブログタイトル。
3.ブログタイトルは「ターゲット」に訴える広告文