コンバージョンとは?
コンバージョン(Conversion)とは、直訳では「変換、転換、交換」といった意味ですが、インターネット集客上では、サイトの閲覧者が、会員登録や資料請求、商品購入など企業の望む行動を起こすことを指します。
「単なる訪問者から会員や(見込み)顧客への転換」という意味合いがあり、インターネット集客上では、これをコンバージョンと呼びます。
コンバージョンの使い方
コンバージョンはインターネット集客の改善指標として利用します。
具体的にはコンバージョン率から費用対効果を計算した上で、その結果から改善対策を検討するために利用します。
コンバージョン率(コンバージョンレート)の計算式
例えば、商品購入をコンバージョンと設定した場合、
販売ページの閲覧数が1日300、その内商品購入数が30とすると、30÷300=0.1となり、閲覧数に対するコンバージョン率は10%となります。
PPC広告からの流入したアクセスユーザー数が100、その内商品購入数が5とすると、5÷100=o.o5となり、PPC広告からのアクセスに対するコンバージョン率は5%となります。
※何に対するコンバージョンなのかでコンバージョン率が変わってきます。
費用対効果の計算式
コンバージョン率は費用対効果を計算するときに利用することが多いです。
例えば、上記2番目のPPC広告の費用対効果を計算します。
※設定:商品単価が3,000円、PPC広告のクリック単価平均が200円、PPC広告からの流入したアクセスユーザー数が100、その内商品購入数が5
費用:200円×100=20,000円
売上:3,000円×5=15,000円
売上15,000円<費用20,000円
となりますので、費用対効果は悪いということになります。
この場合、改善を考えるのであれば、PPC広告のクリック単価平均を下げるか、コンバージョン率を上げるという選択肢が発生します。
PPC広告のクリック単価平均を下げるには、キーワードの再選定、クリック単価自体を下げる、広告の品質スコアを上げるなどの施策が考えられます。
コンバージョン率を上げるには、広告文の見直し、販売ページの見直しなどの施策が考えられます。
このようにコンバージョンとはインターネット集客の改善指標として利用することが出来ます。
コンバージョンはインターネット集客の指標としてポピュラーなものですので是非理解しておいてください。