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最新!「インタレストマッチ【PPC広告】」変更情報と注意点その2(2012年5月変更)

前回(その1)でご説明しました通り、Yahoo!リスティング広告の機能の一つであるインタレストマッチが変更されました。

このように大幅な変更がある場合は、逆にチャンスと言えます。今までインタレストマッチを上手く利用できていなかったとしても、新機能を理解して運用出来れば、他社に大きな差をつけることが出来ます。

今回は、大きく変化した新しいマッチングロジックについてお話したいと思います。

今までのインタレストマッチでは、ターゲットユーザーが興味関心のあるキーワードを設定して、ユーザーがそのキーワードに関連したサイトを閲覧しているときに、設定した広告を表示させるというやり方でした(前回参照)。

新しくなったインタレストマッチでは、このキーワードという概念がなくなります。

キーワードを介入させずに、広告文の内容と、WEB閲覧履歴(特に今見ているサイト)をマッチングさせる仕組みになりました。

例えば、旧インタレストマッチで、「不動産」というキーワードを設定し、「新築マンションを購入するなら〇〇不動産」という広告文を設定していた場合は、不動産に関連するニュースやサイトを閲覧しているときに、「新築マンションを購入するなら〇〇不動産」という広告文が表示させる仕組みでしたが、

新インタレストマッチでは、広告文の「新築マンションを購入するなら〇〇不動産」と、ユーザーが閲覧しているサイトの内容がマッチングしているときに、広告文が表示されるようになりました。

具体的に言うと、新インタレストマッチでは、「新築マンション」に関するサイトを閲覧しているユーザーに対して、「新築マンションを購入するなら〇〇不動産」という広告文の内容が、ユーザーとマッチングしているかどうか判断されるということです。

逆に「中古マンション」のサイトを閲覧しているユーザーには、この広告文は「新築マンション」についての広告文であり、「中古マンション」に興味関心のあるユーザーとはマッチングしないと判断されてしまうと、広告文が表示されない可能性が高くなります。

旧インタレストマッチでは、広告文とは別にキーワードを設定していましたが、新インタレストマッチは、キーワード設定という概念がなくなり、広告文の内容で判断されることになりました。

新インタレストマッチで広告表示させるためには、広告文とユーザーの興味関心のマッチング精度を上げる必要があります。

マッチング精度を上げるポイントは、「1つの広告で、1つのメッセージを伝える」ということです。

例えば、中古マンションの関心のあるユーザーにも広告表示したいと考えて「新築マンション・中古マンションを購入するなら〇〇不動産」と1つの広告に2つのメッセージを入れてしまうのではなく、

「新築マンションを購入するなら〇〇不動産」と、「中古マンションを購入するなら〇〇不動産」と分け、1つの広告で1つのメッセージを伝えるようにすると、マッチング精度が高まり、広告表示されやすくなります。

また、インプレッション数を上げるのであれば、より一般的なキーワードを広告に含め、インプレッション数を下げるのであれば、より具体的なキーワードに置き換えてください。
例:インプレッション数は、 不動産 > マンション > 中古マンションや新築マンション となります。

具体的な運用としては、現在実績のある広告文をそのまま「新インタレストマッチ」でも使ってください。
→インプレッション数が少ないのであれば、一般的なキーワードに置き換える
→インプレッション数が多すぎるのであれば、より具体的なキーワードに置き換える
ようにして、調整していくことがより精度の高い広告文を作って行くコツになります。

次回は「最新!「インタレストマッチ【PPC広告】」変更情報と注意点その3(2012年5月変更)」にて、新しく追加された広告掲載方式について説明したいと思います。