ブログ記事へのアクセス流入の鍵は「タイトル」が全てです。
「芸能人は歯が命」（発想が古いなあ・・・）のように、「ブログ記事はタイトルが命」なのです！

コンテンツの内容についても、もちろん重要ですが、フックとなるタイトルが魅力的でなければ読まれません。
良い商品やサービスは自然に売れるということが都市伝説であるように、良いブログであっても何もしなければほとんど見られることはありません。

ブログ記事を見てもらうための、最初の第一歩がブログ記事タイトルなのです。
タイトルをつけるときに、意識したいのが、「SEO的要素」+「バイラル的要素」を組み合わせたタイトルにすることです。

ロングテールキーワードだけを考えてタイトルを付けるのではなく、ツイッター、Facebook、Google+、はてなブックマークなどで拡散(バイラル)されたときに興味を持ってクリックされるようなタイトルにする必要があります。
当然ながら中身のないブログ記事でタイトルだけにこだわっても仕方ありませんが、興味のあるブログ記事タイトルと中身のあるコンテンツがあれば、拡散(バイラル)具合によっては、何も意識せずにタイトル付けを行った場合と比べて最終的なアクセス数は100倍から1,000倍変わります。

ただ、そうは言っても、「それじゃあ、どういう風にタイトルをつけたらいいんだよ」と悩む方も多いと思います。

その答えはですね。
ずばり、ツイッター、Facebook、Google+、はてなブックマークで拡散(バイラル)されているブログそのものを参考にすればいいのです。

手っ取り早いのがはてなブックマークとグノシーをチェックする

はてなブックマークhttp://b.hatena.ne.jp/
グノシーhttp://gunosy.com/

はてなブックマークは日本最大のソーシャルブックマークサイトのことで、グノシーはツイッターのつぶやき、facebookのいいね、はてなブックマークの数が多い、つまり拡散(バイラル)されている記事をあなたの興味・関心に合わせて推薦してくれるサイトです。

この２つを毎日チェックしてください。自分がパッと見て気になったタイトルの記事について、はてなブックマークはブックマーク、グノシーはお気に入りをしておきましょう。
そうすると、ブックマークやお気に入りを何度もしてしまうサイトが出て来ます。

私の場合は、特に以下の2つのサイトの記事を何度もブックマーク、お気に入りにしています。

株式会社LIG (リグ)ブログhttp://liginc.co.jp/
FindJob!Startuphttp://www.find-job.net/startup/

株式会社LIG (リグ)ブログ
「モテ男の永久保存版！デートスポット&ファッションサイト14選」
「これが全部無料なの？フリー写真素材サイトまとめ15選」
「Windowsユーザーも必見！Mac初心者から中級者になるための6つのTips」
「WEBライター初心者は必読！記事を書くときに押さえてほしい6の事柄」
「絶対に真似したい、約190ヶ国を繋いだ「アウトプット」と「フィードバック」」

FindJob!Startup
「プログラムができない僕でもWebサービスが作れる！WordPressプラグイン30選」
「みんなが知らないGoogle Analyticsの裏技！いつもの画面でSEO順位を表示させる方法」
「起業前に知っておくべき！事業計画書で失敗しないための5つの注意点」
「すぐにでも参考にしたい！儲かる「無料アプリ」は実践してる、11個の広告マネタイズ手法まとめ」
「読むだけでプレゼン力が格段に上がる！良質スライド＆記事のまとめ15選」

ほら、思わずクリックしたくなりませんか？

思わずクリックしたくなるブログ記事タイトルには共通点がある

上記のタイトルを眺めていると共通の特徴があると思いませんか？

1.数字が入っている

タイトルの多くに数字が入っていることに気付きましたか？

広告マーケティングでも、まず数字を入れられるかどうかを検討するくらいに、数字を入れることにこだわります。
数字を入れてある広告と数字を入れていない広告では反応率が全く違うからです。

数字が入っていると反応率が上がる理由は、具体的に数字を出すことによってイメージされ、説得力が生まれるからです。

例えば、
「起業前に知っておくべき！事業計画書で失敗しないための注意点」
「起業前に知っておくべき！事業計画書で失敗しないための5つの注意点」
を比べると、

数字がない前者のタイトルより、数字を入れている後者のタイトルの方が、具体的にイメージされ説得力がありますよね？
今後、ブログ記事タイトルを決める際は、出来る限り具体的な数字を入れて、イメージと説得力を持たせられるようなタイトルにしましょう。

2.誰に呼びかけているかがわかる

このブログ記事は私に関連するものだと認識させられるか、させられないかで、ブログ記事のクリック率が大きく変わります。

例えば、
「モテ男の永久保存版！デートスポット&ファッションサイト14選」
これは、モテ男と書いてありますが、実際には逆の方やモテ男になりたい方へのメッセージですよね。（ブックマークしている私の立場は・・・）

「Windowsユーザーも必見！Mac初心者から中級者になるための6つのTips」
これは、まさにWindowsユーザーに向けて話しかけています。

「起業前に知っておくべき！事業計画書で失敗しないための5つの注意点」
これは、これから起業しよう、起業を考えている方に向けて話しかけています。

「誰宛なのか」を明確にするキーワードをタイトルに含むことで反応率を高めることが出来ます。

3.役に立つ情報ということがわかる

アクセスユーザーは、ぱっと一瞬でタイトルを見ただけで、そこに読む価値があるかどうか無意識に判断します。
その時間は0.2秒や0.3秒とも言われるくらいに一瞬です。

そのため、ユーザーに対して一瞬で「役に立つ」情報であることを伝える必要があります。
その具体的な方法として、「〜の方法」「〜のテクニック」「〜の注意点」などのキーワードを利用しましょう。

この手法も広告マーケティングでは口酸っぱく言われている事柄ですね。

例：
「Windowsユーザーも必見！Mac初心者から中級者になるための6つのTips」
「みんなが知らないGoogle Analyticsの裏技！いつもの画面でSEO順位を表示させる方法」
「起業前に知っておくべき！事業計画書で失敗しないための5つの注意点」

4.インパクトのある文言を入れる

拡散(バイラル)されやすいタイトルは、

「フックとなるキーワード(興味のそそられる文言)」＋「SEOを意識したキーワード（ロングテールを意識した文言）」
になります。

例えば、
「これが全部無料なの？フリー写真素材サイトまとめ15選」
「Windowsユーザーも必見！Mac初心者から中級者になるための6つのTips」
「プログラムができない僕でもWebサービスが作れる！WordPressプラグイン30選」
「すぐにでも参考にしたい！儲かる「無料アプリ」は実践してる、11個の広告マネタイズ手法まとめ」

上記のように、初めに「興味を惹きつける文言」を持って来て、そのあとに「SEOを意識した記事内容を含む文言」にするとクリック率が格段に上がります。
逆に、この順番を反対にしてしまうと、思った反応率は得られません。
つまり、ユーザーから見て、パッと見る前半の文章が、どれだけ興味深いかで読むか読まないかを判断しているのです。

「フックとなるキーワード(興味のそそられる文言)」を含めずに、「SEOを意識したキーワード（ロングテールを意識した文言）」だけを含めたタイトルにしてしまうと、せっかく良いコンテンツであっても拡散(バイラル)の勢いがそがれてしまいます。
意識して興味のそそられる文言をタイトルの前に持ってくるようにしましょう。

まとめ

今まで何も考えずにタイトルをつけていた時は、10アクセスしかなかった記事が、拡散(バイラル)を意識したタイトルにしただけで、10,000アクセスに変わったなんて話はゴロゴロ転がっています。

特に初めの「フックとなるキーワード(興味のそそられる文言)」については非常に重要です。
多くの記事を参考にして、その表現の仕方をストックしていきましょう。

ブログタイトルは、ほとんど広告マーケティングに近いものがあります。キャッチコピーそのものです。
キャッチコピーと言えば、広告会社はそれ専門の職種があるくらいに重要なものです。

もし、あなたが今までブログタイトルを適当に付けていたのであれば、非常にもったいないことです。
わざわざ、定期的に更新しているのであれば、ブログタイトルについては真剣に取り組む価値があります。
本当にちょっとしたことで劇的にアクセスが変わることを知ってもらえれば、タイトルの価値を実感頂けると思います。

是非、はてなブックマークやグノシーを利用して、気になるタイトル記事をチェックしていきましょう。