GoogleAnalyticsグーグルアナリティクスのイベントトラッキングを利用して、キーワードの検索順位を計測する方法をお伝えします。
2013年3月から公開されているUniversalAnalyticsに対応しておりますので参考にしてください。
この記事の内容は、海外SEO情報ブログ「Googleアナリティクスのイベントトラッキングで検索順位を調べる方法」を元として、UniversalAnalyticsに対応させています。
元の記事のコードでは、新しくなったGoogleアナリティクス(UniversalAnalytics)のanalytics.jsコードの検索順位を計測する事は出来ませんのでご注意ください。
逆にGoogleアナリティクスの従来型 ga.jsコードを利用されている方は、上記のソース元の記事のコードを利用してください。
2013年3月以降に、新たなアカウントもしくはプロパティを作成した方は、新しいanalytics.jsコードとなっていると思います(2013年3月以降は新しいanalytics.jsコードか従来型のga.jsコードで作成するかどうかを選択できます)
2013年3月以前に作成したアカウントもしくはプロパティの場合は、従来型ga.jsコードとなっています。
新しいanalytics.jsコードと従来型ga.jsコードの違い
従来型ga.jsコード
上記コードだった場合は、海外SEO情報ブログに掲載されているコードを利用してください。
新しいanalytics.jsコード(UniversalAnalytics)
上記コードの場合は、この記事に掲載されているコードを利用してください。
UniversalAnalyticsでキーワードの検索順位を計測するコードの設置方法
以下のコードをheadセクションに挿入します。
<script type="text/javascript"> if (document.referrer.match(/google\.(com|co\.jp)/gi) && document.referrer.match(/cd/gi)) { var myString = document.referrer; var r = myString.match(/cd=(.*?)&/); var rank = parseInt(r[1]); var kw = myString.match(/q=(.*?)&/); if (kw[1].length > 0) { var keyWord = decodeURI(kw[1]); } else { keyWord = "(not provided)"; } var p = document.location.pathname; ga('send', 'event', 'RankTracker', keyWord, p, rank, true); } </script>
※Googleアナリティクスのトラッキングコードの直下に置くことお勧めします。
アクセスのカウントが始まるとGoogleアナリティクス上でキーワードの検索順位を確認することができます。
「コンテンツ」→「イベント」→「上位のイベント」→「RankTracker」で表示されますので確認してみてください。
計測した順位は今後のキーワード戦略に利用する
計測した順位は、今後のキーワード戦略に利用出来ます。
海外SEO情報ブログでも書いてありますが、セカンダリディメンションに「ランディングページ」を指定してどのページがキーワードの何位かを調べるようにてください。
数が多い場合は、一覧表をエクスポートすると便利です。
エクスポートの仕方
セカンダリディメンションに「ランディングページ」を指定した画面の状態で、上部の「エクスポート」からExcel(XLSX)形式でファイルをエクスポートしてください。
※文字化けするようでしたら、tsv(Excel)形式でエクスポートをお勧めします。
一覧表でチェックしてもらいたいのは、順位が5位以降20位以内にあって、イベント数がある程度あるキーワードです。
※現時点で、5位以内の高順位にあるキーワードは特に対策不要です。
順位が5位以降20位以内にあって、イベント数がある程度多いキーワードのランディングページに対してSEO対策を行います。
順位が5位以降にあるにもかかわらず、イベント数がある程度多いキーワードの順位を、例えば、10位だったものを5位以内に上げるだけで、アクセス数は数倍から数十倍に増えます。
着実に選んだキーワードの順位を上げていけば、サイト全体のアクセス数も伸びていきます。
順位が5位以降20位以内にあるキーワードは、SEO対策が良く効きます。
既にある程度の順位をキープしているキーワードは、SEO対策を行うと素直に上昇することが多いので、キーワード戦略上の優先的なキーワードと言えます。
失敗の少ない効率的なSEO対策とも言えますので、是非「RankTracker」を利用したキーワード戦略に取り組んでください。