ネット選挙で右往左往　ＩＴ後進国を露呈する日本
2013/7/11 　日本経済新聞

21日投開票の参議院選挙から可能になったインターネットを使った選挙運動。いわゆるネット選挙が解禁になり、参院選の候補者は交流サイト（ＳＮＳ）の「フェイスブック」やミニブログ「ツイッター」などのソーシャルメディアに日々投稿し、有権者へのアピールに必死だ。だが、総じてネットを使いこなしているとは言い難い。浮かび上がるのはネットを戦略的に活用する米国などからはほど遠い、日本の政治のお寒いＩＴ（情報技術）事情だ。

フェイスブックが放置状態の議員や、コメントが一件も書き込まれないHP、ネット選挙を活用できていない候補者も多いようです。
フェイスブックやツイッターにこまめに書き込んでいる候補者も、内容は街頭演説などの日程告知ばかりという人が多いようです。これでは、ネット選挙運動を通じて有権者の関心を引くには至らないでしょう。
全体的に、盛り上がりに欠く状況といえそうですがある意味しかたないのかなとも思えます。

今日本で選挙に興味関心がある層といえばある程度年配の方が多く、それらの方はフェイスブックやツイッターを活用し切れていない場合が多くあります。
反対に、若者はネットは使いこなしていますが、政治に興味関心がありません。その若者に興味関心を持ってもらう目的もあってのネット選挙でしたが多少なりとも効果があるのでしょうか。
今後回数を追う毎によりよい方法が定着していくかもしれません。