クラリオン、車載カーナビにGoogleの音声認識・位置検索エンジン採用
2013/05/10 PC Online
カーナビゲーションなど車載情報機器大手のクラリオンは2013年5月10日、米Googleとの間で音声認識技術「Google Voice(グーグル・ボイス)」と位置情報検索技術「Google Place(グーグル・プレイス)」の活用に関する契約を締結したと発表した。同日東京都内でクラリオンの泉龍彦代表取締役社長と、GoogleのRichard Suhr(リチャード・サー)アジア太平洋GEOセールスディレクターが共同で記者会見した。
カーナビの無い時代知らない土地を走るのは大変でしたが、最近は目的地まで迷わず到着できます。そんなカーナビを搭載する車が多くなってきていますが使い勝手についてはまだまだ進化の余地もありそうです。
そんな使い勝手の一つを向上させる技術の一つが音声認識だと思います。固有名詞検索はもちろん、あいまい検索も可能で、必要に迫られた時に「タイヤチェーンを買いたい」「24時間営業の生花店」などと話しかければ、それぞれカー用品専門店や生花店の位置が表示されるそうです。
これはかなり便利な機能です。
車の中での使用は雑音も多いため、ノイズキャンセル処理をしてからインターネット接続をすることになります。
クラリオンの新型カーナビは、スマホを通じて携帯電話網・インターネットに接続して利用することを想定しており新型カーナビとスマホの間は当面はBluetoothで無線接続することになっています。1年程度先をメドに、より大容量で安定した通信が可能な無線LANの新規格「Miracast(ミラキャスト、関連記事)での無線接続も使えるようにする方針ということです。