集客に悩む中小事業主様や個人事業主の方に向けてお話します。
色々な集客手段を用いても、継続して集客に苦労されているのであれば、その商品・サービスは、「あなたが売りたい」だけで、「お客様は買いたくない」のかもしれません。
根本的なお話になりますが、そもそも集客できない商品・サービスは、ただ単に「お客様は欲しくない」商品・サービスである可能性があります。
例えば、もし、あなたはこんな風な流れで、新しく販売する商品やサービスを考えているのであれば、「お客様が欲しくない」商品・サービスを売ってしまっているかもしれません。
1.まず自分自身が持っているスキルや得意分野から新しい商品・サービスを考える。
2.その中から、お客様に売れそうな商品・サービスを探し出す。
3.その商品やサービスを販売する。
上記の考え方をしているのであれば、即刻やめるべきです。
集客できる商品・サービスにしたいのであれば、上記のアプローチ方法の順番を変えましょう。
1.まずお客様に売れそうな商品・サービスを考える。
2.そして自分自身が持っているスキルや得意分野で対応可能かを検討する。
3.対応可能なら販売する。対応可能できない場合は対応できる人材とパートナーを結び、商品・サービスを販売する。
集客に悩む中小事業主様や個人事業主の方は、まず自分自身が持っているスキルや得意分野から商品やサービスを検討してしまうがゆえに、結局のところ「あなたが売りたい」=「あなたが売ることができる」商品となってしまっています。
当然ながら、あなた自身のスキルなどからアプローチすると、最初の間口がかなり狭くなり、最終的に販売する商品やサービスを選択するときには数限られたものになってしまいます。
そのため、いくらあなたが売れると考えている商品だとしても、確率的にも「お客様が買いたくない」、つまり集客のできない商品やサービスが出来上がってしまう可能性があがってしまっているのです。
集客できる商品・サービスを企画するには、まず、先入観やあなたのスキル・得意分野などを捨て、ただ単純にお客様が欲しい商品・サービスを考えるのです。
それから、自分自身が持っているスキルや得意分野の範囲内で対応可能かを判断し、対応できるのなら販売。
もし、対応できないのであれば、あきらめるのではなく、対応できる人材を探し、ビジネスパートナーを結び、商品・サービスを売ることを考えるようにしましょう。
ここであきらめてしまっては、結局、籠の中からは出ることは出来ず、結局ぐるぐると売れないアイデアで悩むだけです。
実はこれは、まじめな経営者様ほど陥りやすい罠かもしれませんね。
自分自身で責任が取れる商品・サービスだけを取り扱いたいという生真面目な経営者様ほど深みにはまってしまう場合があります。
その気持ちはわかりますが、商品・サービスをを考えるときは徹底的にお客ありきで、あなたが実際にその商品やサービスを取り扱えるかは二の次にしてしまいましょう。
お客様のニーズがあるとわかってしまえば、後はその商品やサービスを取り扱えるような手段を考えればいいのです。
自分にできることから商品やサービスを探すことは限界がある
上記にも挙げましたが、中小事業主様や個人事業主の方が集客に悩むことが多いのは、そもそも取り扱う商品・サービス自体にニーズが乏しいということが挙げられます。
なぜ、そのようなことが起きるのかと言うと、現在の業種や自分自身が持っているスキル・得意分野の範囲内で全ての物事を考えようとするからです。
もちろん、新規事業を考えるときに、現在の事業の横か縦に広げることが一番リスクが少なくなりますが、既に集客に悩んでいる事業を横や縦に広げても同じように集客に困ることがほとんどです。
最悪の場合、新規事業も集客に困る、既存事業も集客に困るというような、相乗効果どころか、マイナスの相乗効果を生む可能性すらあります。
この状況を打開するためには、まず初めに「自分自身が持っているスキルや得意分野の範囲内から売れるかどうか」を考えること自体を一切辞めてしまいましょう
集中して考えるのは、今現在「顧客のニーズの高い商品・サービスは何か」という一点のみです。
実際に取り扱えるかどうかは、後で考えましょう。
ビジネスパートナーの重要性
集客に悩む中小事業主様や個人事業主の方こそ、自分の専門外の知識を持つビジネスパートナーを探すべきです。
「顧客のニーズの高い商品・サービス」は理解しているが、現在の自社のスキルと知識だけでは取り扱えないのであれば、一緒にその商品を売ってくれる人材を探せばいいのです。
実際に成功している人のほとんどが独自のネットワークを持っており相互に協力関係を築いています。
当然ながら、人は万能ではありません。
現在持っている資源の範囲内だけで商売を考えること自体がそもそも間違っているのです。
他人の資源やノウハウ・スキルを利用する代わりに、相手も自分の資源やノウハウ・スキルを利用してもらうという発想を持つとあなたのビジネスは非常に楽になります。
これを話すと人と人のつながりを強調するので、ネットワークビジネスみたいな話になっていますが、ネットワーク―ビジネスのススメではありませんよ笑。
ジョイントベンチャーやジョイントセミナーといった形式でお互いのノウハウや資源を利用し合うのです。
あなたも、信頼できるビジネスパートナーを探してみましょう。
でも、この話をしても「そんな都合よくビジネスパートナーなんて見つからないよ」と思ってしまう方もいらっしゃると思います。
その気持ちはよくわかります。
私自身も自己の範囲内だけでサービスを開発し集客に苦しんでいましたから。
そんなあなたに送りたい「6つの言葉」をご紹介します。
参考記事「無名の19才の青年が、お金持ち・有名人たちを動かした! その6つのコツ!」
1. 拒絶されても、あなたは何も失わない
2.ひとびとはあなたが想像しているより、喜んで助けてくれる
このアイディアを思いついたとき、恐ろしかった。反応はゼロに違いないと思った。
これほどの有名人たちにメールでお願いする自分は、いったい何者なのかと。
結局、メールでは、自分が何をしてきて、どんな経歴でなどということは一切書かなかった。ただ、自分の現在の状況と、何を望んでいるのかを真摯に書いた。3.真剣になれば、人々は喜んで助けてくれる
お願いしたことのお礼に、何かを提供するというようなことは何も言わなかった。
ただ、正直に、ありのままに、何も隠さずに、助けて欲しいってことだけ書いた。4.誰とでもつながることができる
もちろん、ナシのつぶてのひともいた。でも、40%もの尊敬するひとたちが、返事をくれたということで、十分ではないだろうか。オバマ大統領とだって、少なくとも、つながれる可能性はあるのだ。5.創造性は多様なものだ
自分には絵を描いたり、アートを感じたりする感性はない。つまり、創造力はないと思っていた。
でも、創造力というのは、他のひとと違ったやりかたを考えだすことでもある。
自分も、かつて思っいたより、創造性があるのだということに気がついた。6.あれやこれや心配するより行動してみるほうがずっと良い
もし、あなたが、今の集客に悩んでいる状況を打破したいのであれば、他者の資源や知識を利用しつつ、また自分の資源や知識を利用してもらえるようなビジネスパートナーを探してみましょう。
だって「拒絶されても、あなたは何も失わない」ですよ。