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【要チェック】起業する前に知っておくべきビジネスの考え方

おぎゃーとこの世に生まれたからには目指せ!一国一城の主!と起業を考えている方は多くいらっしゃると思います。
私の周りにも高校、大学時代、サラリーマン時代と常に会社を興すことを話していた友人たちがいました。
でも実際には、今現在で起業している友人は私を含めほんの数人だけです。

起業を語る友人は得てして能力的に優秀だったので現在の努めている企業で出世コースを歩んでいる事が多く、わざわざでリスクを取りたくないと考えているのでしょう。
逆に組織に向かなかったり、能力的にはてな?(失礼!)であったり、出世コースから外れた人間の方がドロップアウトして起業しているケースがあります。(私もそうです笑)

組織に向かなく、能力的にもはてなな私は、自分の都合の良いことしか考えませんので、起業に関して何の不安もありませんでしたが、起業を選択しなかった友人たちにとっては起業後、継続して事業を行っていけるか非常に不安に感じているようでした。

能力的に優秀で起業しても成功しそうな友人が抱える起業の不安を聞くことで、今から起業を行う方が知っておきべきことが明確になってきましたのでお話しておきます。
特にサービス業と言われる無形の商品を取り扱う事業の起業を考える方に向けてお話します。

ビジネスを行うために10を知っておく必要はない

友人が不安を抱えていた内容は、自分自身の知識や能力でお客様を満足させることが出来るのか、自分自身の知識や能力をビジネスとして提供出来るのかに尽きます。
つまり、己の知識や能力をお金に変えることが出来るのか不安であるということです。

競合のない事業はまず考えられなく、ライバルがいる中で自分自身の知識や能力でお金を得ることの難しさは確かにありますが、実は難しすぎることでもないということを知っておいてください。

なぜなら、ビジネスを行うために10を知っておく必要はないからです。
簡単に言うと、その分野のトップグループになるために必要な知識や能力まではいらないということです。
サービス業をビジネスとして行うには、その分野の知識や能力は、普通の人より上、最先端を走っている人より下で充分なのです。

無形の商品を取り扱うサービス業で起業を考えたときに、その分野で優れた知識や能力がないと売れないと思っている方がいますが、それは間違っています。
知識や能力の多寡で商売が決まるわけではないのです。

ビジネスとは2や3の知識や能力の方に必要な情報をいかに届けるか

例えば、ホームページ作成を行う事業を行うにあたって、非常に洗練されたデザインや優れたユーザーインターフェースのウェブサイトを求めているのは、ネットリテラシーの高い企業や人、つまり知識レベルが7とか8ある方々です。
もし、あなたがホームページ作成の知識や能力レベルが平均より上の6であった場合、一朝一夕の学びではいきなりその分野の専門家まで行けるわけもありませんので、上記の企業や人たちに自分の能力を高く売ることは難しいと思います。

しかしながら、ホームページは持っていない、iタウンページの1ページしか持っていない、10年以上前に作ったままといった、ホームページに関して2や3の知識しかない方にとっては、あなたの知識や能力はすごいレベルに見え、十分にあなたの能力を買ってくれます

世の中には自分の知識や能力を高く買ってくれる人は無数におり、その人たちにいかに必要なサービスを届けるかがビジネスなのです。
ホームページは持っていない、iタウンページの1ページしか持っていない、10年以上前に作ったままといった人たちが、いきなり大企業のように何百万掛けてホームページを作るわけもなく、必要なのはちょうど平均的な知識で作れるホームページです。自信を持って売ればいいのです。

商売の基本は、砂漠で水を売ることです。
自分の能力を高く買ってもらえる企業や人たちにサービスを届けることがビジネスの基本です。
2や3の知識や能力の方に必要な情報をいかに届けるかを意識してビジネスを行ってください。

ビジネスの大原則さえ理解しておけば、常に厳しい戦いに身を置くと言った無謀なことをすることも少なくなるでしょう。
起業へのリスクを少しでも少なくするために、この「2や3の知識や能力の方に必要な情報をいかに届けるか」がビジネスの肝要であることを忘れないでください。